Buddy(バディ)

デジタル著作権管理(DRM)技術 “Buddy(バディ)”は、ブロードバンド時代のソフトウェア・コンテンツ産業には欠かせないアクティベーション(認証)を円滑に行う為に開発された、弊社各種サービスの基幹技術です。

Buddyによる新たな販売形態

Buddyでは、認証サーバとの通信によってリアルタイムにソフトウェアの実行を制御することが可能となるため、サーバ側に各種の設定を行うことで、以下のような今までにない新たな販売方法のご提供が可能となります。

  • 試用機能
    ソフトウェアを新規に起動したユーザーアカウントに対して、一定期間もしくは一定回数の実行ライセンスを無料で付与します。 これにより、製品版と全く同じファイルを試用体験版とすることができます。
    エンドユーザー様はソフトウェアが自分のPC環境で間違いなく動作すること、全ての機能が満足いくものであることを確認して購入することが可能となります。
    ライセンサー(ソフトウェアメーカー)様は試用体験版を別途作成する工数を削減することが可能となり、また、動作状況をご確認いただいてからの購入となることからユーザーサポートの軽減に繋がります。
    試用期間終了後は、商品の購入画面へと繋がります。
  • ワンタイム販売
    ライセンスの有効期限を一定期間に設定することで、ソフトウェアの期間販売が可能となります。
    これにより、高額なソフトウェアを手頃な価格で販売・購入することができるようになり、エンドユーザー様のニーズに合わせた販売方法をとることができるほか、有料の試用期間と見立てて売り切りの本販売へと繋げる、といった活用も可能となります。
    これら全ての機能は、ライセンサー様用に弊社よりご提供しているCMS(管理サイト)からリアルタイムに設定することが可能です。また基本的に、いずれの機能もBuddy化された1つのダウンロードファイルに併用して設定することができ、機能ごとに新しいファイルを作成する必要はありません。

エンドユーザー様利用イメージ

  1. ユーザー登録
    ユーザーアカウント(ID/パスワード、以下ID/PW)を取得するために、ユーザー登録を行っていただきます。(ユーザー登録方法は、サービス毎に異なります) Buddyでは、ID/PWをBuddy認証サーバ上で管理しユーザー認証を行います。
  2. ソフトウェアの入手
    ソフトウェアを、Webサイトからのダウンロードで入手し、ソフトウェア本体と専用ランチャー「Buddyランチャー」のインストールを行います。
  3. 起動
    ソフトウェアを起動します。起動時に表示される画面よりID/PW入力を行ない、入力された情報は「Buddyランチャー」を通じてBuddy認証サーバへ送信されます。(ユーザー様の設定により、一度使用したID/PWの入力を省略することも可能です。)
  4. ライセンスの確認
    Buddy認証サーバは、入力された情報を元に、そのアカウントにソフトウェアのライセンスが登録されていることを確認します。未登録の場合、クレジットカードやプリペイドカードでの購入、L.A.C.カード(後述)によるアクティベーションなど、ライセンスの取得・購入方法についての案内が表示されます。ライセンスの取得が完了し、ライセンス登録が確認できた場合、ソフトウェアの実行は速やかに許可され、利用開始となります。

特長

ライセンサー様にとっての利点

  • 今までにない新たな販売形態による販路の開拓
    Buddyによって実現される特徴的な販売方法や、L.A.C.によるカード型店頭販売など、今までにないソフトウェアの販売形態により、新たな販路が開け、新規顧客を獲得できる大きな可能性があります。
  • リアルタイム完全監視
    エンドユーザー様がコンテンツを利用する都度サーバでユーザー認証を行ない、利用中も任意の一定間隔(ライセンサー様により指定可)でユーザー認証を行なう事により、不正利用を完全にシャットアウトできる、ブロードバンド環境に即したシステムです。
  • サーバ管理タイプのDRM
    ソフトウェアが実行される際、エンドユーザー様のPCにライセンス情報等がファイルとして保存されず、デコードされた実行イメージもメモリ上にのみに存在し、コンテンツ利用終了時に自動的に破棄される為、複製、解析などからソフトウェアを保護します。従来システムではライセンスキーや実行ファイル等がユーザー様側HDDに保存されていましたが、本システムではすべての情報がDRMサーバ(Buddy認証サーバ)で管理されます。
  • 直感操作可能なライセンサー向けCMS(管理サイト)
    例えばソフトウェアを“Buddy”化する際に必要なツール”Buddyエンコーダ”等は、プログラム未経験者でも直感的な操作と簡単な手順でご利用いただけます。また、ソフトウェアのバージョン管理もライセンサー向け管理サイトで容易に行なう事ができ、万全の支援体制が整っております。

エンドユーザー様にとっての利点

  • いつでもどこでもダウンロードできる利便性
    Buddyによって完全に保護されたソフトウェアは常にWeb上に公開されており、購入ユーザー様はいつでもどこでもダウンロード・利用することができます。
    ダウンロードは何度でも行えますので、メディアを破損・紛失する心配もありません。
  • ニーズに合った購入方法の選択
    試用機能やワンタイム販売機能を活用することで、ソフトウェアに対して十分な検討と納得をした上で購入することができます。
    また、購入方法が複数用意されていれば、自分に合ったスタイルを選択することもできます。
  • ユーザーアカウント認証によるライセンス
    従来のDRMではPC単位での個体認証が行なわれる為、場合によってはエンドユーザー様がPCを交換した際に再度ライセンスキー発行の申請をする必要がある等、大変な手間が掛かりました。
    Buddyはユーザーアカウントでの認証方式を採用している為、どのようなPCでも同一のユーザー様であれば、ソフトウェアの使用が可能です。(ライセンサー様のご要望により同一アカウントでのPCの使用台数制限機能も付加可能です。)
  • PC環境を問わない必要スペック
    Buddyの実行によるCPU占有率はPentiumII 400Mhz環境下においても1%未満で、殆ど負荷は掛かりません。 認証システム自体のデータ通信量も数百バイト以下で、回線負荷も掛かりません。
  • 低価格
    ダウンロード販売のメリットである、製造費・在庫費用・配送費用・返品枠などの削減効果と、不正利用対策により、ライセンサー様、販売店様に負担を掛けることなく激安小売価格を実現。

本件に関するお問い合わせ先

<お問合せ先>
インターレックス株式会社
「Buddy」担当係
03-6435-0393 / FAX:03-3455-1223
メールアドレス:info@drmbuddy.com